賃貸業者へのヒアリング
物件を購入する前や購入後に近隣にある不動産会社への
ヒアリングをするかと思います。
その際のポイントについてご説明いたします。
【相場について】
地名と間取りを伝えて物件のエリアの相場を聞きます。
合わせてご自身の物件の希望の家賃が妥当か聞いてみましょう。
ただ、希望の家賃設定と実相場にかい離があると言われることも多々あります。
残念がる前に、希望の家賃に近付けるためにどうしたら良いか確認しましょう。
また、物件に直近で入居した方の家賃も参考にしましょう。
時期や設備によっては業者さんに言われる相場賃料より高く決まることもありますし、
1社だけでなく、数社聞くことで平均値を出し参考にしましょう。
【設備について】
相場の家賃を聞いた上で、その家賃設定にするための
最低必要設備を聞きましょう。
その内容を参考にし、予算に合う中でできる限りの修繕をしましょう。
良くあるのが、2DK→1LDKへの間取り変更。
ユニットバスの入替え、キッチン交換、洗面台交換など、
水回りの入替えをしないと厳しいと言われることもあります。
ただ、ユニットバスは基本的にはそのままで問題無いですし、
キッチンも錆は研磨で落とし、古臭く見える戸はダイノックシートなどを貼って
新しく見せるだけでも十分綺麗になります。
確かに水回り全てを入替えると劇的に良く見えるのですが、
劇的に費用も掛かりますので、最低限に留めるようにしましょう。
あとは、入居者となるターゲット層がどういう方々なのか分析し、
ターゲットに合ったリフォームを心掛けましょう。
【厳しいと言われた場合】
厳しいと言われてしまっても落胆しないで下さい。
ターゲットを分析しましょう。
初期費用ポッキリプランを提案しみましょう。
大体の場合は営業さんが食い付いてくるかと思います。
「その条件ならイケると思います!!」と言うかと思います。
正直申し上げますと、CFを求めた投資物件に住む方は
所得の高い方では無いケースが多いかと思います。
そういった場合、安い家賃設定であれば魅力を感じては頂けると思います。
ですが、入居する際に掛かる初期費用が負担となり入れない…
というような方も多いのです。
そしたらどうするか、初期費用を〇万円ポッキリと明示してあげるのです。
もちろん、普通に支払うべき初期費用よりも安く設定してあげる必要があります。
オーナー様の負担が出ますが、空けておくよりはましだと思うので、
早く埋まるのであれば少し我慢して頂ければと思います。
ただ、初期費用ポッキリでもダメなエリアはあります。
また、家賃を下げてもダメなエリアもあります。
非常に稀ですがそういうエリアもあります。
特に地方に多いので、そこは事前に見極めましょう。
参考にして下さい。
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